夏に気を付けたい原因と水分補給の工夫
「暑いのに、うちの犬はあまり水を飲まない……」
そんな様子を見ると、「このままで大丈夫なのかな」と心配になりますよね。
犬が水を飲む量には個体差がありますが、いつもより明らかに飲まなくなった場合は、まず普段との違いを確認することが大切です。
特に夏は、暑さによって体から水分が失われやすくなるため、水分を取れているかをいつも以上に気にしてあげたい季節です。
今回は、犬が水を飲まない理由と、少しでも水を飲みやすくするための工夫、動物病院に相談したほうがよいケースについてお話しします。
犬が水を飲まないのには理由があります
犬が水を飲まないからといって、必ずしも病気とは限りません。
食事からある程度の水分を取っている場合や、普段から水を飲む量が少ない犬もいます。
その子によって違いますが、うちも余り飲まなかった子が、いきなり飲むようになっています。
一方で、今まで普通に飲んでいた犬が急に水を飲まなくなった場合は、何らかの変化が起きている可能性があります。
まずは「どのくらい飲んでいるか」だけでなく、食欲や、元気、排泄なども一緒に見てあげることが大切です。
犬が水を飲まない主な理由
水が新鮮ではない
犬は人間よりも嗅覚が優れているため、水のにおいや器の状態が気になって飲まないことがあります。
特に夏は水が傷みやすくなるため、長時間置きっぱなしにせず、こまめに交換する事をお勧めします。
「水は入っているから大丈夫」と思わず、清潔な器と新鮮な水を用意することが大切です。
水の器が気に入らない
水を入れている器が変わったことで、飲む量が減ることもあります。
器の素材や大きさ、置いている場所など、犬によって好みが違う場合があります。
最近、器を変えたあとから水を飲まなくなったのであれば、以前使っていた器に戻してみるのも一つの方法です。
水を飲む場所が落ち着かない
人が頻繁に通る場所や、ほかの犬がいる場所など、落ち着いて水を飲めない環境になっていないかも確認する事が、大切です。
犬が安心して飲める静かな場所に、水を用意してあげると飲みやすくなることがあります。

食事から水分を取っている
食事の内容によっては、犬が食事から水分を取っていることもあります。
そのため、「以前より水を飲まなくなった」と感じても、食事内容が変わったことが関係している可能性があります。
ただし、水を飲まない状態が続いている場合は、ほかの様子も確認しておくといいです。
水を飲まないときにできる工夫
まず試しやすいのは、新鮮な水を用意して、飲みやすい場所に置くことです。
水飲み場を一か所だけにせず、犬が普段過ごしている場所の近くに用意する方法もあります。
また、散歩から帰ったあとなど、犬が水を飲みたくなるタイミングに新しい水を用意しておくのも
良いと思います。
ただし、無理に口へ水を入れようとするのは避けて下さい。
犬が嫌がる場合は、まず「飲みやすい環境」を作ることから始めてみるといいと思います。
夏は水を飲んでいるか特に気をつけたい
夏は気温が高くなるため、犬の体調管理にも注意が必要です。
室内でも暑くなることがありますので、エアコンなどを利用して過ごしやすい環境を整え、いつでも新鮮な水を飲めるようにしておきましょう。
外出するときも、水を持って出かけると安心です。
特に暑い日に長時間外にいることは、犬の体への負担になるため避けたいものです。
「水を飲まない」だけでなく、ほかの変化も確認しましょう
犬の水分量が気になるときは、水だけを見て判断しないことが大切です。
例えば、
- 元気がない
- 食欲がない
- いつもより寝ている
- おしっこの量や回数がいつもと違う
- 嘔吐や下痢がある
- 呼吸がいつもと違う
などの変化がないか確認してみることが大事です。
水を飲まない状態に加えて、こうした変化が見られる場合は、単なる「水の好み」の問題ではない可能性があります。

水を飲まない状態が続くときは?
「今日はあまり飲まなかったけれど、元気だから大丈夫」と思ってしまうこともありますよね。
しかし、犬の状態は一頭一頭違います。
水を飲まない状態が続いている、食事も取らない、元気がないなど、気になる変化がある場合は、自己判断で長く様子を見続けないことが大切です。
特に、ぐったりしているなど明らかに体調がおかしい場合は、早めに動物病院へ相談する事をお勧めします
「もう少し様子を見よう」と迷ったときほど、専門家に相談することで安心につながります。
愛犬が普段どのくらい飲むのか知っておこう
水を飲まないことに気づくためには、普段の状態を知っておくことが大切です。
毎日愛犬を見ている飼い主さんだからこそ、
「今日はあまり水を飲んでいないな」
「いつもより水を飲む回数が少ないな」
という小さな変化に気づくことができます。
水を飲む量だけでなく、食事量や元気、排泄なども普段から見ておくと、体調の変化にも気づきやすくなります。
まとめ
犬が水を飲まない理由は、水の鮮度や器、飲む場所などの環境による場合もあります。
そのため、まずは新鮮な水を用意し、犬が落ち着いて飲める場所を作ってあげると良いと思います。
ただし、急に水を飲まなくなったり、食欲や元気の低下などほかの変化も見られたりする場合は、夏だから仕方ないと決めつけないことが大切です。
特に暑い時期は、犬が快適に過ごせる室温を保ち、いつでも水を飲める環境を整えてあげたいですね。
「いつもと少し違うかも」と気づけるのは、毎日一緒に過ごしている飼い主さんだからこそです。
愛犬が元気に夏を過ごせるように、今日から水の飲み方にも少し目を向けてみてください。

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