無理に連れ出す前に確認したいこと
「散歩の時間になっても、犬が玄関に来ない」「リードを見せると逃げてしまう」など、愛犬が散歩に行きたがらないと心配になりますよね。
犬が散歩を嫌がるときは、単に「散歩が嫌い」なのではなく、体調や年齢、外の環境、過去の経験など、何か理由が隠れていることがあります。
そのため、無理に外へ連れ出すよりも、まずは「なぜ行きたくないのか」を考えてあげることが大切です。
急に散歩を嫌がるときは、まず体調を確認しましょう
今まで普通に散歩へ行っていた犬が、急に外へ出たがらなくなった場合は、体調の変化がないか確認してみてください。
足を痛そうにしていないか、歩き方がおかしくないか、食欲はいつも通りかなど、普段と違うところがないか見てあげましょう。
犬は人間のように「ここが痛い」と言葉で伝えることができません。
そのため、散歩を嫌がることが体調不良のサインとして現れる場合もあります。
元気や食欲がない、歩くことを明らかに嫌がる、触られるのを嫌がる、急に嫌がるなど、気になる様子がある場合は、無理に散歩を続けず、獣医師に相談して下さい。
暑さや寒さが苦手なのかもしれません
犬も、季節によって散歩への反応が変わることがあります。
特に暑い日は、地面の温度が高くなっているため注意が必要です。
アスファルトは、気温以上の温度になる為なるべく夏は、陽が落ちる頃を目安に散歩をしたほうが良いです。
やけどをしたり、体が弱い子は暑さに、やられて、下痢や、血便が出て胃腸炎になったりします。
人間が感じる気温だけではなく、犬が歩く地面の熱さも考えてあげる必要があります。
反対に、寒さが苦手な犬もいます。特に小型犬や被毛の少ない犬、高齢の犬などは、寒い時期の外出を嫌がることがあります。
散歩に行く時間帯を変えるだけで、歩きやすくなることもあります。
外で怖い経験をした可能性もあります
散歩中に大きな音がした。ほかの犬に突然吠えられた。自転車や車に驚いたなど、犬にとって怖い出来事があると、その後から散歩を嫌がることがあります。
人間から見ると小さな出来事に思えても、犬にとっては強く印象に残っている場合があります。
散歩に行こうとすると立ち止まる、特定の場所だけ嫌がるなどの様子があるなら、以前そこで怖い経験をしていないか思い返してみるといいと思います。
リードや首輪が苦手になっていることもあります
散歩そのものではなく、首輪やハーネス、リードを嫌がっている可能性もあります。
装着するときに逃げる、リードをつけると動かなくなるという場合は、道具に違和感がないか確認してみて下さい。
サイズが合っていなかったり、どこかに当たって痛かったりすると、散歩に対して嫌な印象を持っ
てしまうことがあります。
一度、首輪やハーネスを外して、皮膚に赤みや傷がないかも確認しておくと安心です。

年齢によって散歩への気持ちが変わることもあります
犬は年齢によって体力や興味が変化します。
若い頃は長い距離を楽しそうに歩いていた犬でも、年齢を重ねると疲れやすくなり、以前と同じ距離を歩くことが負担になる場合があります。
「以前はこれくらい歩けたから」と考えるのではなく、その日の愛犬の様子を見ながら距離や時間を調整してあげると良いと思います。
散歩は長ければよいというものではありません。
犬が無理なく楽しめる時間を作ることのほうが大切です。
散歩に行きたがらないときは無理をさせない
犬が玄関から動かないからといって、リードを強く引っ張って無理に歩かせるのは避けましょう。
無理をすると、「散歩に行く=嫌なことが起こる」と覚えてしまい、ますます散歩が苦手になる可能性があります。
まずは玄関まで行けたことを褒める、外に出られたら褒めるというように、小さな段階から慣らしていく方法があります。
最初から長い距離を歩く必要はありません。
犬が落ち着いていられる範囲で少しずつ経験を増やしていきましょう。
散歩に行けない日はどうしたらいい?
どうしても外へ行きたがらない日は、無理に散歩へ連れ出さなくてもよい場合があります。
室内でおもちゃを使って遊んだり、飼い主さんと一緒に軽く体を動かしたりすることで、運動や気分転換につなげることができます。
また、室内で「おいで」や「待て」などの練習をすることも、犬にとってよい刺激になります。
大抵の犬は、散歩や遊びの時間が、大好きです。
なのに散歩に行くのを嫌がるということは、よほど、何か理由があるのだと考えていいと思います。
また、散歩に行かない日が続く場合や、以前は散歩が好きだった犬が長期間嫌がるようになった場合は、理由を確認することが大切です。
愛犬の変化を見逃さないことが大切です
散歩に行きたがらないとき、飼い主さんは「運動不足にならないかな」と心配になるかもしれません。
もちろん適度な運動は犬にとって大切ですが、それ以上に大切なのは、愛犬が安心して過ごせることです。
「今日は歩きたくないのかな」と思ったときは、無理に進ませるのではなく、いつもと違うところがないか観察してみるのも、良いと思います。
散歩を嫌がるという一つの行動の中にも、犬からの小さなサインが隠れていることがあります。

まとめ
犬が散歩に行きたがらない理由は、体調の変化だけでなく、暑さや寒さ、外での怖い経験、首輪やハーネスへの違和感、年齢による体力の変化などさまざまです。
大切なのは、「散歩に行かせなければ」と焦ることではありません。
まずは愛犬の様子をよく観察し、何が嫌なのかを考えてあげることが大事です。
散歩に慣れていない犬や、怖い経験をした犬の場合は、短い時間から少しずつ慣らしていくことで、外へ出ることへの不安が和らぐことがあります。
そして、急に散歩を嫌がるようになった場合や、痛がる様子、元気や食欲の変化などがある場合は、無理をせず獣医師に相談してください。
愛犬のペースを大切にしながら、「散歩は楽しい」と思える時間を少しずつ作っていくと良いです。
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